民主党[ラトビア](読み)みんしゅとう[ラトビア](英語表記)Demokrátiská Partija Saimnieks

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「民主党[ラトビア]」の意味・わかりやすい解説

民主党[ラトビア]
みんしゅとう[ラトビア]
Demokrátiská Partija Saimnieks

ラトビア政党。第2次世界大戦前の民主中央党が 1992年にセイムニークスとして再結成され,93年6月の国会選挙で初めて議席を獲得。 94年民主党と改称。自由経済とリベラルで穏健な国家運営を目指している。 95年9月の国会選挙では2倍以上に議席数を伸ばして第1党に躍進。ジエドニス・セベルス党首を中心に組閣交渉を行うが失敗,同年 12月に成立した無所属のアンドリス・シケレを首相とする保守大連立内閣に参加。 96年7月には共和党を吸収するほか人民調和党から2閣僚を引入れて勢力を拡大。しかし,同年9月に選挙資金疑惑でアイバール・クレイツス経済相を除党処分し,次期大統領選挙の有力候補であったクレイツス夫人も離党したため勢力を大きく後退させた。

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