毀言(読み)きげん

精選版 日本国語大辞典 「毀言」の意味・読み・例文・類語

き‐げん【毀言】

〘名〙 (「毀」はそしるの意) 人をそしる言葉。そしり。悪口誹謗(ひぼう)
※緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉「巧妙なる嘲弄快絶なる毀言(キゲン)を錯綜して」 〔韓非子‐姦劫弑臣〕

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普及版 字通 「毀言」の読み・字形・画数・意味

【毀言】きげん

わるくち。〔韓非子、姦劫弑臣〕君臣の相ひ與(とも)にするや、子の親るに非ざるなり。而して群臣の毀言は、特(た)だ一妾の口のみに非ざるなり。何ぞ夫(か)の賢戮死(りくし)せらるるを怪しまんや。此れ君の秦に車裂せらるる以~のなり。

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