武当山(読み)ぶとうざん

百科事典マイペディア 「武当山」の意味・わかりやすい解説

武当山【ぶとうざん】

中華人民共和国湖北省,道教聖地である連山。7世紀の唐の時代に道観(道教寺院)が建てられたが,元の時代に焼失し,現在の建物永楽帝により明時代に再興された。武当山の主峰である天柱峰頂上に,武当山を代表する建築物である金殿や紫霄宮が建てられており,これらも多くが明時代に建立されている。中国武術の武当拳の発祥地でもある。これら古くからの寺院群が1994年,世界文化遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android