武井浅二(読み)たけい あさじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武井浅二」の解説

武井浅二 たけい-あさじ

?-1842 江戸時代後期の侠客(きょうかく)。
国定忠次養子長槍をたくみにつかい,また日に40里(約157km)をはしることができたという。忠次を役人に密告した伯父の勘助をきって,共謀者とうたがわれた身のあかしをたてた。天保(てんぽう)13年捕らえられ,処刑された。芝居板割の浅太郎のモデルとされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例