デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「正子内親王(1)」の解説 正子内親王(1) せいしないしんのう 809-879 平安時代前期,淳和(じゅんな)天皇の皇后。大同(だいどう)4年生まれ。嵯峨(さが)天皇の皇女。母は橘嘉智子(たちばなの-かちこ)。恒貞(つねさだ)親王らを生む。天長4年皇后,10年皇太后となる。承和(じょうわ)7年出家。深く仏教に帰依(きえ)し,孤児を救済,嵯峨に大覚寺をひらき,僧尼のための済治院をもうけた。元慶(がんぎょう)3年3月23日死去。71歳。法名は良祚。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例