止・泊(読み)どまり

精選版 日本国語大辞典 「止・泊」の意味・読み・例文・類語

どまり【止・泊】

語素
地名の下に付けて、そこが乗り物の終点であることを示す。
旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉一〇「バーゼル止りの客車へ乗り込んで居たが」
数量地位を表わす語の下に付けて、それ以上にならないことを示す。
※子をつれて(1918)〈葛西善蔵〉二「その辺には彼に恰好な七円止まりといふやうな貸家のあらう筈はないのだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報