欺誑(読み)ごおう

精選版 日本国語大辞典 「欺誑」の意味・読み・例文・類語

ご‐おう ‥ワウ【欺誑】

〘名〙 あざむきたぶらかすこと。〔運歩色葉(1548)〕
談義本・成仙玉一口玄談(1785)二「三衣を着する僧が、俗より座は下らずといふて不礼なるは何といふ事ぞ。是仏の説所の自(みづから)欺誑(ゴオウ)し、他人を欺誑(ゴオウ)(〈注〉アザムク)するといふ物なり」

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普及版 字通 「欺誑」の読み・字形・画数・意味

【欺誑】ぎきよう(きやう)

たぶらかす。〔顔氏家訓帰心〕俗の謗(そし)る、大抵五り。其の一は、世界外の事、無方を以て、と爲すなり。其の二は、吉凶、或いは未だ報應あらざるを以て、欺誑と爲すなり。

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