デジタル大辞泉
「櫟」の意味・読み・例文・類語
くぬぎ【×櫟/×橡/×椚/×櫪】
ブナ科の落葉高木。山野に多く、樹皮は暗灰色で裂け目が多い。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。5月ごろ、雄花と雌花とが咲く。2年目の秋に球状のどんぐりがなり、食べられる。材は炭やシイタケの原木に、樹皮・実は染料に使われる。つるばみ。くのぎ。くにぎ。《季 花=夏 実=秋》
[補説]「椚」は国字。
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くのぎ【櫟】
※
義経記(室町中か)三「くの木を打ち切り打ち切りくべたる燃えさしを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
櫟 (クヌギ・クノギ)
学名:Quercus acutissima
植物。ブナ科の落葉高木,園芸植物,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報