櫓物・矢倉物(読み)やぐらもの

精選版 日本国語大辞典 「櫓物・矢倉物」の意味・読み・例文・類語

やぐら‐もの【櫓物・矢倉物】

〘名〙
江戸時代、瓦の大きさによる分類一つ。小さいのを長屋物、次を広間物というのに対して、大きい瓦をいう。
近世軍船うち、総やぐら・半やぐら・艫やぐらのいずれかを設けた関船をいう。
※席船諸名集図解「矢倉物唐階、如此、但見附の様子好数品也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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