檜玉(読み)ひのきだま

精選版 日本国語大辞典 「檜玉」の意味・読み・例文・類語

ひのき‐だま【檜玉】

〘名〙
① 檜の、小さな球状の実。
※俳諧・玉海集(1656)二「さぎ草に飛し蛍や檜玉〈安静〉」
② (「ひのきだまとなる」の形で) 熱中するさまのたとえ。
仮名草子・都風俗鑑(1681)三「頭軽げに振り回し、檜玉(ヒノキダマ)となり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android