機勢(読み)きせい

精選版 日本国語大辞典 「機勢」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【機勢】

〘名〙 物事がある方向に進もうとする、その時の勢い。はずみ。
草枕(1906)〈夏目漱石〉三「平衡を失った機勢(キセイ)に制せられて、心ならずも動きつづけた今日は」
遙拝隊長(1950)〈井伏鱒二〉「ただしハツタビュラと訛る発音のことが話のきっかけで、二人の間に話の機勢が現はれて来た」

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普及版 字通 「機勢」の読み・字形・画数・意味

【機勢】きせい

局勢

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