橋本市蔵(2代)(読み)はしもと いちぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本市蔵(2代)」の解説

橋本市蔵(2代) はしもと-いちぞう

1856-1924 明治-大正時代の漆芸家。
安政3年生まれ。初代橋本市蔵の門人。明治5年養子となり,15年2代を襲名。21年の皇居造営に際し宮殿の鏡縁の竹塗りを担当した。のち東京美術学校(現東京芸大)でおしえた。大正13年1月死去。69歳。旧姓は大林。幼名は安三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例