権の大宮司(読み)ごんのだいぐうじ

精選版 日本国語大辞典 「権の大宮司」の意味・読み・例文・類語

ごん【権】 の 大宮司(だいぐうじ)

伊勢大神宮などの職員大宮司の下、少宮司の上にあって、神宮の事をつかさどり、禰宜(ねぎ)以下を指揮した。延喜ころ初めて置かれたが、のちに廃された。権大司。
類聚符宣抄‐一・応和二年(962)四月一七日・太政官符「応任豊前国八幡大菩薩権大宮司正六位上宇佐公貴文事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報