精選版 日本国語大辞典 「少宮司」の意味・読み・例文・類語
しょう‐ぐうじ セウ‥【少宮司】
〘名〙
② 明治四年(一八七一)の太政官布告によって伊勢神宮および官幣国幣大社に置かれた職階の一つ。神宮では祭主・大宮司の次に置かれ、大宮司と同じく祝詞の奏進、祭祀の管掌、庶務の裁決を任務とした。官幣国幣社では大社だけに大少の宮司が置かれた。同一〇年一二月に至って廃止。〔太政官布告第二三五号‐明治四年(1871)五月一四日〕
③ 神宮司庁の職員。大宮司に次ぎ、大宮司を補佐するもの。〔神宮司庁官制(明治二九年)(1896)〕
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