樒原(読み)しきみがはら

精選版 日本国語大辞典 「樒原」の意味・読み・例文・類語

しきみ‐が‐はら【樒原】

[一] 京都市右京区嵯峨、愛宕(あたご)山のふもとにあった野。歌枕
堀河百首(1105‐06頃)冬「時雨つつ日数はふともあたご山しきみか原の色はかはらじ〈藤原顕仲〉」
[二] 京都市右京区にある地名。旧葛野(かどの)郡嵯峨町原。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android