槍頤(読み)やりおとがい

精選版 日本国語大辞典 「槍頤」の意味・読み・例文・類語

やり‐おとがい ‥おとがひ【槍頤】

〘名〙 あごがとがって前方に突き出ていること。また、そのあご。また、そのようなあごの人をいう。
※玉塵抄(1563)四四「のぞきばな、やりをとがいなどと云つれぞ」
※咄本・初音草噺大鑑(1698)三「出びたいに頬はまんぢうのやうにふくれ、やりおとがひ鳩むね、いづれ七道具そろふたる女」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android