榛・割榛(読み)さいばり

精選版 日本国語大辞典 「榛・割榛」の意味・読み・例文・類語

さい‐ばり【榛・割榛】

〘名〙 (「さきはり(割榛)」の変化した語) 榛(はん)の木を細くさいたときに出る液を染料としたもの。
神楽歌(9C後)大前張・榛「〈本〉佐伊波里(サイバリ)に衣は染めむ雨ふれど 〈末〉雨ふれど移ろひがたし深く染めてば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android