デジタル大辞泉
「極楽鳥」の意味・読み・例文・類語
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ごくらく‐ちょう ‥テウ【極楽鳥】
〘名〙
フウチョウ科に属する鳥の
総称。大きさはスズメ大から
カラスくらいまである。
くちばしは太く、カラス類に似る。雄は種々の飾り羽をもち、羽色は
鳥類で最も美しいとされる。ニューギニアとその周辺の島およびオーストラリア北部に
分布。多くは
密林にすみ
果実や
昆虫を食べる。繁殖期に雄は飾り羽を広げて
求愛の
舞踏を行なうことで有名。約四〇種知られ、代表種の
コフウチョウは頭、腹、翼は
紫色、顔からのどは
緑色に光り、脇に長いふさ状の黄色い飾り羽をもつ。比翼の鳥。風鳥
(ふうちょう)。
※南国記(1910)〈
竹越与三郎〉一「ヱメラルドの如き
海水の淀む処、極楽鳥の舞ふ処」
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