極成(読み)ごくじょう

精選版 日本国語大辞典 「極成」の意味・読み・例文・類語

ごく‐じょう ‥ジャウ【極成】

〘名〙 (「至極成就」の略) 完全に成就し終わること。完全にその結果を得ること。当然の結果となること。
※屋代本平家(13C前)一二「抑此重衡卿重犯の悪人たる上、三千五刑の内にも漏れ酬因感果の道理極成(コクじゃう)せり」 〔因明大疏‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android