楊枝店(読み)ヨウジミセ

デジタル大辞泉 「楊枝店」の意味・読み・例文・類語

ようじ‐みせ〔ヤウジ‐〕【×楊枝店】

江戸浅草寺せんそうじ境内にあった床店とこみせで、楊枝2お歯黒材料などを売った店。女を置いてひそかに売春の場ともなった。楊枝屋
「―ちとおやすみとわきへ寄り」〈柳多留・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「楊枝店」の意味・読み・例文・類語

ようじ‐みせ ヤウジ‥【楊枝店】

〘名〙
※俳諧・其便(1694)上「鼻の先にていとどこがるる〈泥足〉 花盛恋に暮たり楊枝店(ミセ)紫紅〉」

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