精選版 日本国語大辞典 「植物プランクトン」の意味・読み・例文・類語
しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…もちろん,この二つ以上の範疇に入るものや,中間的なものも多い。 海洋の生物は,例えば海水中では,サメ,クジラなどの大型の動物が,小型の魚類(イワシ,サンマ,イカなど)を食べ,小型魚類などは,橈脚類copepodaなどの動物プランクトンを食べ,動物プランクトンは植物プランクトンや,生物の死骸が分解する途中にできる生物残査(デトリタスdetritus)を食べるというように,高次消費者―二次消費者―一次消費者―生産者という食物連鎖関係で結び合った生物群集を構成している。海の基礎生産は,植物プランクトンと,海藻および顕花植物の海草の光合成によっている。…
…これは直径約30cmの白色円板(考案者の名を用いセッキ円板ともいう)を水中に下げていき,水上から肉眼で円板が見えなくなる限界の深さで示す。透明度は,水中の懸濁物の濃度と逆双曲線的な量関係にあるので,山地の湖は一般に透明度が大きく,植物プランクトン量の多い平野の湖で透明度は小さい。摩周湖はかつては世界で最も透明度の大きい湖(1931年に41.6mを記録)であったが,近年は20~30mに下がった。…
…基物について生育するものを底生藻または着生藻といい,漂って生育するものを浮遊藻という。浮遊藻はふつう植物プランクトンと呼ばれる。
[分類]
藻類の分類には,最も重要な物質代謝である光合成に関する特徴が,第1の基準となっている。…
※「植物プランクトン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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