植物の恵(読み)しょくぶつのめぐみ

事典 日本の大学ブランド商品 「植物の恵」の解説

植物の恵

[加工食品]
広島大学(広島県東広島市)の大学ブランド。
植物由来の乳酸菌のみを使用したヨーグルト。医歯薬学総合研究科杉山政則教授を中心とする文部科学省知的クラスター創成事業において開発された、醸造副産物と植物乳酸菌を活用した新技術を応用してつくられている。杉山政則教授と企業との連携で創出される植物乳酸菌等を活用した製品を開発するプロジェクト「ビオ・ユニブ広島」の開発商品。植物乳酸菌は一般的なヨーグルトに使われる動物由来の乳酸菌に比べて生命力が強いため、腸の中までしっかりと生きて届くことが可能。継続して摂取することにより、腸内環境の改善が期待できる。香料不使用のためミルク本来の風味が生きており、なめらかな口当たりで、甘み酸味は控えめ。価格は、80g×3個241円。野村乳業株式会社(安芸郡府中町)取り扱い。なお、「ビオ・ユニブ広島」開発商品には、2006(平成18)年2月に国立大学法人広島大学を権利者として登録された商標「BioUniv.」(第4929150号)が入っている。また、「植物の恵」は、2009(平成21)年2月に野村乳業株式会社を出願人として商標出願(商願2009-9308)。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

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