梭を投ぐる間(読み)さをなぐるま

精選版 日本国語大辞典 「梭を投ぐる間」の意味・読み・例文・類語

さ【梭】 を 投(な)ぐる間(ま)

(梭が経(たていと)をくぐりぬけて通る間の意) きわめて短い時間のたとえ。また、歳月が早く過ぎ去ることのたとえ。
※叢書本謡曲・時有(室町末か)「実(げ)に有難き法の舟、さをなぐるまの夢の中」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android