梅鉢(読み)ウメバチ

デジタル大辞泉 「梅鉢」の意味・読み・例文・類語

うめ‐ばち【梅鉢】

紋所の名。一重の梅の花を正面から見た形を図案化したもの。剣梅鉢・星梅鉢などの種類がある。

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精選版 日本国語大辞典 「梅鉢」の意味・読み・例文・類語

うめ‐ばち【梅鉢】

〘名〙
① 紋所、または紋様の名。単弁の梅の花を正面から見て図案化したもの。うめばち、けんうめばち、ほしうめばちなど種々ある。菅原道真加賀の前田家の家紋として有名。
※俳諧・毛吹草(1638)五「梅鉢(バチ)をひらきしみなり梅法師〈繁勝〉」
囲碁で、一つの石に隣接した四方の点に同じ石が一子ずつある形。通常よくない形とされる。
さいころ賭博で、さいころの目が五のこと。
※夜の雪(1898)〈幸田露伴〉下「『今度も梅鉢だ。五だよ、五だよ』と助は云ふ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「梅鉢」の解説

梅鉢 (ウメバチ)

植物ユキノシタ科の多年草,園芸植物。ウメバチソウ別称

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