梅坪村(読み)うめつぼむら

日本歴史地名大系 「梅坪村」の解説

梅坪村
うめつぼむら

[現在地名]八王子市梅坪町

谷地やじ川中流域にあたる。東は左入さにゆう村、南は谷野やの村。中世は京都東福寺領の船木田ふなきた庄に含まれ、貞治二年(一三六三)一二月一九日の船木田庄領家方年貢算用状(東福寺文書)によれば、延文六年(一三六一)分・貞治元年分・同二年分の年貢として、それぞれ一貫文が梅坪分として東福寺に納入されている。至徳二年(一三八五)一二月二五日の船木田庄年貢算用状(同文書)には新庄分として「漆百文 梅坪分」とみえる。

田園簿に村名がみえ、田二八石余・畑二二石余で幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android