桶屋伊三郎(読み)おけや いさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桶屋伊三郎」の解説

桶屋伊三郎 おけや-いさぶろう

1804-1868 江戸時代後期の陶画工。
文化元年生まれ。文政年間(1818-30)に加賀(石川県)若杉焼の三田勇次郎に赤絵と彩色法をまなぶ。京都,肥前伊万里などにでむき,彩色・着画,焼窯法などを習得した。天保(てんぽう)6年から故郷の加賀能美郡佐野村で陶画をおしえた。竹林の七賢の絵柄は,九谷焼の代表的な図柄となっている。明治元年死去。65歳。号は道開。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android