桜鯎(読み)サクラウグイ

デジタル大辞泉 「桜鯎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐うぐい〔‐うぐひ〕【桜×鯎】

桜の花が咲くころにとれるウグイ腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。 春》「散りうかぶ―の日和ひよりかな/蓼太

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桜鯎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐うぐい ‥うぐひ【桜鯎】

〘名〙 桜の花の咲くころにとれるウグイ。このころはちょうど産卵期にあたり、赤の婚姻色にいろどられたウグイが産卵のために瀬に集まり、多量に漁獲される。《季・春》
※俳諧・毛吹草(1638)二「三月〈略〉桜鱥(ウグイ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android