桜井草(読み)さくらいそう

精選版 日本国語大辞典 「桜井草」の意味・読み・例文・類語

さくらい‐そう さくらゐサウ【桜井草】

〘名〙 ユリ科多年生腐生植物岐阜県京都山林林床にまれに生育する。全体が淡黄色で、茎は高さ一〇~二〇センチメートル。まばらに小さな鱗片がある。茎の先端は、ふつう総状花序となり、小さな花をまばらに上向きに着ける。花は径四ミリメートルぐらいで、六枚の花被片と、六本の雄しべ、一個の雌しべがある。果実は長さ約三ミリメートルの蒴果で、熟すると裂開する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android