桂 文朝(読み)カツラ ブンチョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桂 文朝」の解説

桂 文朝
カツラ ブンチョウ


職業
落語家

本名
田上 孝明(タガミ タカアキ)

別名
前名=山遊亭 タア坊,山遊亭 金時,桂 小西

生年月日
昭和17年 3月31日

出生地
東京都 新宿区

学歴
文京区立第五中卒

経歴
昭和27年10歳の時に山遊亭金太郎(のち2代目桂小南)に入門、山遊亭タア坊を名乗る。30年山遊亭金時を経て、34年桂小西で二ツ目。45年真打に昇進し、桂文朝に改名。60年落語芸術協会から落語協会に移り、平成16年理事。飄々とした雰囲気が持ち味で、古典落語の本格派として知られ、「真田小僧」などを得意演目とした。

受賞
文化庁芸術祭優秀賞〔昭和50年〕,放送演芸大賞落語部門賞〔昭和53年〕

没年月日
平成17年 4月18日 (2005年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報