栗栖弘臣(読み)くりす ひろおみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗栖弘臣」の解説

栗栖弘臣 くりす-ひろおみ

1920-2004 昭和後期-平成時代の自衛官,軍事評論家。
大正9年2月27日生まれ。昭和26年警察予備隊にはいり,陸上自衛隊の第十三師団長,陸上幕僚長をへて52年統合幕僚会議議長となる。翌年,有事の際は自衛隊の独断で超法規的行動をとりうるとの発言が問題化して退官(栗栖事件)。陸将。のち静岡新聞論説委員をつとめた。平成16年7月19日死去。84歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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