栄華・栄花(読み)えいが

精選版 日本国語大辞典 「栄華・栄花」の意味・読み・例文・類語

えい‐が ‥グヮ【栄華・栄花】

〘名〙
① (形動) 権勢や富の力によって、はなやかに時めき栄えること。権力富貴をきわめているさま。
続日本紀‐天平宝字元年(757)閏八月壬戌「方恐富貴難久、栄華易凋」
伊勢物語(10C前)一〇一「おほきおとどのゑい花の盛りにみまそがりて」 〔荘子‐斉物論
② 派手な生活。ぜいたく。
※三体詩素隠抄(1622)三「長安にて、屋形づくりをも、結構して、栄花を、すれども」
摂関家に次いで、大臣家の上に位する高い家格。清華(せいが)
明月記‐治承四年(1180)五月七日「但公守朝臣依被優英華参入由、有披露云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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