枝劣(読み)えだおとり

精選版 日本国語大辞典 「枝劣」の意味・読み・例文・類語

えだ‐おとり【枝劣】

〘名〙
① 幹の太さのわりには枝のほうが劣っていること。
地位才能などで、子孫のほうが祖先より劣っていること。親が立派なのに比べ、子のほうが見劣りすること。
※宇津保(970‐999頃)祭の使「もと見れば高きかつらも今日よりやえだおとりすと人の云ふらん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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