林屋 正蔵(4代目)(読み)ハヤシヤ ショウゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「林屋 正蔵(4代目)」の解説

林屋 正蔵(4代目)
ハヤシヤ ショウゾウ


職業
落語家

別名
前名=林屋 上蔵,林屋 正楽

生年月日
?

経歴
はじめ歌舞伎俳優で、市川東次または中村藤次。嘉永4(1851)年頃2代目林屋正蔵の門人となり上蔵を名乗る。その後正楽と改め、慶応(1865〜68)初年頃に4代目林屋正蔵を襲名した。明治の新政で芸名をそのまま本名に登録したものと思われる。明治7年頃から10年頃亭号を二木屋とした時期があり、最晩年には正翁を名乗った。怪談噺を得意とし、麻布我善坊に住んだことから「我善坊の正蔵」と呼ばれた。

没年月日
明治12年 7月2日 (1879年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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