林堂村(読み)はやしどうむら

日本歴史地名大系 「林堂村」の解説

林堂村
はやしどうむら

[現在地名]新庄町大字林堂

高野こうや街道西側、南花内みなみはなうち村西方に所在。三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「林堂庄、忍海郡寺門反畝四丁五反」とある。慶長郷帳では福島兵部領。村高四〇六・五〇八石。寛永一六年(一六三九)郡山藩(郭住、本多勝行)領となる。承応二年(一六五三)同藩郭住本多政信領となる。延宝七年(一六七九)本多忠英の国替により幕府領に編入された。

明和八年(一七七一)の村方明細帳(林堂区有文書)文禄検地奉行は新庄駿河守、村高四〇六・五石、反別二六町六反一畝二五歩、家数二五、寺二、人数一二八、牛五、農間稼として「男ハ縄俵、女ハ木綿稼仕候」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android