析析・淅淅(読み)せきせき

精選版 日本国語大辞典 「析析・淅淅」の意味・読み・例文・類語

せき‐せき【析析・淅淅】

〘形動タリ〙 風の音のするさま。
※草堂集(1816)下・粛々天気清「草草日西頽 淅淅風吹衣」
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上「書斎にて弾き鳴らす琴の音は何時の間にか絶え果て、淅々(セキセキ)として樹梢を払ふ風の声に驚き此方を見れば」 〔杜甫‐雨詩〕

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