板張(読み)いたばり

精選版 日本国語大辞典 「板張」の意味・読み・例文・類語

いた‐ばり【板張】

〘名〙
① 板を物に張りつけること。また、そのようにしてあるもの、場所
南方録(17C後)滅後「竹すのこにても、板ばりにても、小ゑんを付て」
② もめんや絹など洗濯した布を糊(のり)づけして張り板に張り、しわを伸ばしたり、つやを出したりすること。洗い張り。
世帯(1928)〈谷川長八〉「従来の洗濯は〈略〉板張りとかシンシ張りとかして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android