デジタル大辞泉 「板元」の意味・読み・例文・類語 いた‐もと【板元】 1 料理場。また、料理人。板場。板前。2 「板頭いたがしら」に同じ。「ここの内の―なり。但し子供やによりて板がしらいふ家も有り」〈洒・辰巳婦言〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「板元」の意味・読み・例文・類語 いた‐もと【板元】 〘名〙① 料理場。特に、まな板の置いてある所。板場。板前。※虎寛本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「板もとにおし直り、箸刀おっ取って」② 料理人。板前。板。※咄本・軽口耳過宝(1742)五「さる御大名、板(イタ)もとを召され」③ =いたがしら(板頭)①※洒落本・辰巳婦言(1798)四つ明の部「〔女郎おとま〕爰の内の板もと也。但し子共やによりて板がしらといふ小家も有り」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報