松風蘿月(読み)しょうふうらげつ

精選版 日本国語大辞典 「松風蘿月」の意味・読み・例文・類語

しょうふう‐らげつ【松風蘿月】

〘名〙 (松に吹く風と、ツタカズラを照らす月の意) 俗世に汚れていない自然を、象徴的にいう。また、それを愛する境地
※栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)下「松風蘿月物に触れて心を痛ましめずと云ふことなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android