松沼村(読み)まつぬまむら

日本歴史地名大系 「松沼村」の解説

松沼村
まつぬまむら

[現在地名]小山市松沼

北は小薬こぐすり村・大内川おおうちがわ村。寛永一九年(一六四二)黒羽藩主大関氏から「松沼村房合権現社内」の地などが小薬村の長栄ちようえい寺に寄進された(「寺領ならびに坊屋敷寄進状」長栄寺文書)。慶長年間(一五九六―一六一五)一部が旗本福原領となる。慶安郷帳では幕府領・黒羽藩領・福原領の三給で、田方七三四石余・畑方一七四石余。元禄郷帳では旗本依田・福原・荒川の三給。荒川領は享保三年(一七一八)下総関宿藩領となり、同五年には分知されて旗本久世領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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