松村緑(読み)まつむら みどり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村緑」の解説

松村緑 まつむら-みどり

1909-1978 昭和時代の国文学者。
明治42年1月4日生まれ。昭和13年から49年まで母校の東京女子大で日本近代詩をおしえた。32年「薄田泣菫(すすきだきゅうきん)」で日本エッセイスト・クラブ賞。編著石上露子(いそのかみつゆこ)集」で埋もれていた明星派歌人に光をあてた。昭和53年1月18日死去。69歳。岡山県出身。東北帝大卒。著作ほかに「近代女流の文学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android