松平農場(読み)まつだいらのうじよう

日本歴史地名大系 「松平農場」の解説

松平農場
まつだいらのうじよう

明治期に経営された農場。現在の旭川市東鷹栖一線ひがしたかすいつせん十一線じゆういちせん末広一条すえひろいちじよう七条ななじようの各四丁目から東鷹栖の各一八号にわたる地。明治二七年(一八九四)旧出雲松江藩主松平直亮は家扶安井泉に指示して道庁に土地の貸下げを申請させ、その選定を札幌農学校卒業第一期生の内田瀞に依頼、上川郡鷹栖たかす村内の近文一線ちかぶみいつせん―一一線間の一一―一八号(現旭川市東鷹栖町から鷹栖町の一部にかけて)にわたる一千四一二町三反余が選定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android