東本願寺前古墓群(読み)ひがしほんがんじまえこぼぐん

日本歴史地名大系 「東本願寺前古墓群」の解説

東本願寺前古墓群
ひがしほんがんじまえこぼぐん

鎌倉時代から室町時代全般にわたる古墓群。この古墓群は、東本願寺前一帯に限らず、北は六条、南は塩小路、西は西洞院、東は鴨川西岸まで広がる。

古墓群のタイプは、河原石を積上げたもの(室町時代後半期のものに多い)、土師皿を多量に埋納するもの(室町時代前半期のものに多い)、蔵骨器と思われる容器を使用するもの(主として鎌倉時代に属する場合が多い)に分れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android