東山(山地)(読み)ひがしやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「東山(山地)」の意味・わかりやすい解説

東山(山地)
ひがしやま

京都市街東縁の丘陵性山地。北は如意ヶ岳(にょいがたけ)(472メートル)から南は伏見(ふしみ)桃山まで連なり、京都盆地山科(やましな)盆地とを分けている。老年期の温和な山容を呈し、山麓(さんろく)には銀閣寺(ぎんかくじ)、南禅寺(なんぜんじ)、知恩院(ちおんいん)、八坂(やさか)神社、清水寺(きよみずでら)など、京都の代表的な名所旧跡が集まる。中央の将軍塚からは京都市街を一望でき、山麓の蹴上(けあげ)からは東山ドライブウェイが通じる。

織田武雄

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android