東儀季芳(読み)とうぎ すえよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東儀季芳」の解説

東儀季芳 とうぎ-すえよし

1838-1904 幕末-明治時代の雅楽家,作曲家。
天保(てんぽう)9年2月生まれ。東儀季誕(すえのぶ)の子。分家の東儀季郛の跡をつぐ。明治3年太政官雅楽局にはいり篳篥(ひちりき)を担当。松野クララピアノをまなび,唱歌の作曲もおおく手がけた。海軍儀礼歌「海ゆかば」で知られる。明治37年2月9日死去。67歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android