束熨斗(読み)たばねのし

精選版 日本国語大辞典 「束熨斗」の意味・読み・例文・類語

たばね‐のし【束熨斗】

〘名〙
熨斗(のし)を束ねたもの。
浄瑠璃八百屋お七(1731頃か)中「ふっと起くれば勝手には三方土器(かはらけ)たばねのし
② ①を模様としたもの。また、それを図案化した紋所
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四「往生ずくめの弁慶出立。肩から裾迠たばねのしの一枚形」

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