村檜神社(読み)むらひじんじや

日本歴史地名大系 「村檜神社」の解説

村檜神社
むらひじんじや

[現在地名]岩舟町小野寺

諏訪すわヶ岳の南東麓、字上耕地かみごうちにあり、うっそうとした杉木立に囲まれる。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる都賀郡三座の一つ「村檜ムラヒノ神社」に比定される。主祭神は誉田別命。社伝によれば、大化二年(六四六)熊野大神・日枝大神を勧請したのが始めという。大同二年(八〇七)皆川小野口みながわおのぐち(現栃木市)八幡宮を勧請して合祀したと伝える。「下野国誌」には藤原秀郷が唐沢山からさわさん(現佐野市)築城のとき、鬼門にあたるとして城中鎮護のため建立し、以後佐野家が代々修復を加えたと伝えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「村檜神社」の解説

村檜神社

栃木県栃木市にある神社。室町時代後期に建てられたとされる本殿は、国の重要文化財に指定されている。

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