朽飯八幡神社(読み)くだしはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「朽飯八幡神社」の解説

朽飯八幡神社
くだしはちまんじんじや

[現在地名]今立町朽飯

服部はつとり谷の谷口に鎮座する。同谷の惣社で、旧郷社。宗教法人上は八幡神社。架幡神・応神天皇・服部連祖神三柱を祭神とする。縁起によると、允恭天皇の頃当地に下向した服部連織部司の氏神であったが、文治三年(一一八七)源範頼が当地に住し、源氏の氏神八幡神に改めたという。天正年間(一五七三―九二)一向一揆の兵火にかかって衰微

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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