朽葉衣(読み)くちばごろも

精選版 日本国語大辞典 「朽葉衣」の意味・読み・例文・類語

くちば‐ごろも【朽葉衣】

〘名〙 木の葉をつづり合わせて作った衣。雨露をしのぐ具として、仙人などが用いるものという。木葉衣(このはごろも)
※談義本・根無草(1763‐69)前「爰(ここ)に爪とらず髪ゆはず、朽葉衣(クチバゴロモ)に世をのがれたる人あり」

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