机南村(読み)つくえみなみむら

日本歴史地名大系 「机南村」の解説

机南村
つくえみなみむら

[現在地名]北淡町浅野南あさのみなみ

机浦南西にあり、北から西にかけては海に面する。常隆寺じようりゆうじ山系に発する富島としま川が北流し、机浦境で海に入る。海岸沿いを西浦にしうら街道が走る。海岸部から南への道は急坂となって山間部に向かう。永正一六年(一五一九)八月三日の道者売券(来田文書)にみえる「つくへ七村」のうちの「南かうちの村 一ゑん」は当地にあたるか。正保国絵図に村名がみえ、高三六一石余。天保郷帳では高六八五石余。反別戸数取調書によると反別五四町一反余、高九一六石余、うち三八八石余を岩田七左衛門など一三人の給人が知行

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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