朱料(読み)シュリョウ

デジタル大辞泉 「朱料」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐りょう〔‐レウ〕【朱料】

俳諧宗匠が、門人の句に点をつけて受け取る礼金点料

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朱料」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐りょう ‥レウ【朱料】

〘名〙 俳諧の宗匠が、門人のつくった句に点をつけて受ける礼金。朱墨で点をつけたところからいう。点料。
歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)五立返し「此頃にお点を願ひますから、朱料にお納下され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android